1: 砂漠のマスカレード ★ 2020/03/28(土) 10:45:42.98 ID:BfFwhT9B9
任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」が3日間で188万台を販売し(ファミ通調べ、ダウンロード版の数字は含まず)、ニンテンドースイッチ用ゲームとしては、過去最高の初速の売れ行きを示すなど絶好調です。
ツイッターでは、同作を楽しむ様子が次々とアップされ、人気ぶりを裏付けています。その人気の理由を振り返ってみます。
◇ドラクエ、FF超える“怪物”ゲーム
「どうぶつの森」シリーズは、言葉を話す「どうぶつ」が暮らす場所でプレーヤーが交流し、釣りや虫捕りなど“スローライフ”を楽しむ、自由度の高いゲームです。
最新作「あつまれ どうぶつの森」は、手つかずの自然が残る無人島に移住したプレーヤーが自身でものを作り、訪れる仲間と交流し、島を発展させていきます。
実はこのシリーズ、ゲームファンの間でバイラル(口コミ)的な火の付き方をしたのですが、販売数を見るとそのすさまじさが分かります。
2001年に発売されたNINTENDO 64版は国内だけで約21万本の販売(ファミ通調べ、以下データも同様)にとどまりましたが、ゲームキューブ版は約64万本と約3倍に成長。
ニンテンドーDS版は約524万本とブレークしました。3DS版でも約448万本を売っており、単体の販売数を見れば「ドラゴンクエスト」シリーズや「ファイナルファンタジー(FF)」シリーズを超える“怪物”ゲームです。
◇二転三転して誕生
「どうぶつの森」シリーズの特徴は、ゲームにつきもののゲームオーバーがなく、すき間の時間で手軽に遊べることです。
普段はゲームを遊ばない人も安心できるし、やりこみ要素もあります。
完成度の高さゆえに同シリーズは、相当に練って開発されたように見えますが、実は最初はRPG的な方向で開発されたものの断念、結果としてこの形になっています。
初代「どうぶつの森」は、本来のプラットフォームで発売できず、本来のゲーム内容を削られながらも「コミュニケーション的な要素を重視」というゲームの芯の部分がぶれなかったわけですね。
ちなみにゲーム開発では、内容がカットされることで、テーマが先鋭化されてやりたい方向性が明確になり、完成度がアップするということもあります。
また世界観やキャラ作りから入らず、先にゲームシステムを組んだのもポイントです。
開発時に「どうぶつ」たちは4本足で歩行でしたが、「コミュニケーションを取るのに不都合」と考えて2足歩行に変えた点にすごみを感じます。
そして約20年前のゲームなのに、今のSNS時代を予想し、コミュニケーション不足を解消させる要素を入れる先見の明に驚かされます。
◇SNS映えするゲーム画面 新型コロナも“追い風”
「あつまれ どうぶつの森」は、シリーズの中で前評判はかなり高かったと言えます。DS版や3DS版はヒットしましたが、携帯ゲーム機ゆえに画質で劣る面がありました。
しかし今回は単純に画面の美しさが相当パワーアップしています。よく「ゲーム画面の美しさはゲームの面白さとは関係ない」といいますが、同作に関して演出の強化は、
確実にゲームの付加価値を高めました。夕焼けや虫の描き込み、キャラクターのしぐさ、細かい点にニヤリとさせられる人もいるのではないでしょうか。
配信済みのスマートフォン版で獲得した客層も取り込み、「あつまれ」と言わんばかりの流れになっています。そもそもスマートフォン版は、基本利用料無料でアイテム課金のため、ゲームの仕組み的に制約もありました。
専用ゲーム機の方が、やれることも多く、ゲームとしての面白さをいかんなく発揮するのは当然です。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kawamurameikou/20200328-00169984/
3/28(土) 10:30
ツイッターでは、同作を楽しむ様子が次々とアップされ、人気ぶりを裏付けています。その人気の理由を振り返ってみます。
◇ドラクエ、FF超える“怪物”ゲーム
「どうぶつの森」シリーズは、言葉を話す「どうぶつ」が暮らす場所でプレーヤーが交流し、釣りや虫捕りなど“スローライフ”を楽しむ、自由度の高いゲームです。
最新作「あつまれ どうぶつの森」は、手つかずの自然が残る無人島に移住したプレーヤーが自身でものを作り、訪れる仲間と交流し、島を発展させていきます。
実はこのシリーズ、ゲームファンの間でバイラル(口コミ)的な火の付き方をしたのですが、販売数を見るとそのすさまじさが分かります。
2001年に発売されたNINTENDO 64版は国内だけで約21万本の販売(ファミ通調べ、以下データも同様)にとどまりましたが、ゲームキューブ版は約64万本と約3倍に成長。
ニンテンドーDS版は約524万本とブレークしました。3DS版でも約448万本を売っており、単体の販売数を見れば「ドラゴンクエスト」シリーズや「ファイナルファンタジー(FF)」シリーズを超える“怪物”ゲームです。
◇二転三転して誕生
「どうぶつの森」シリーズの特徴は、ゲームにつきもののゲームオーバーがなく、すき間の時間で手軽に遊べることです。
普段はゲームを遊ばない人も安心できるし、やりこみ要素もあります。
完成度の高さゆえに同シリーズは、相当に練って開発されたように見えますが、実は最初はRPG的な方向で開発されたものの断念、結果としてこの形になっています。
初代「どうぶつの森」は、本来のプラットフォームで発売できず、本来のゲーム内容を削られながらも「コミュニケーション的な要素を重視」というゲームの芯の部分がぶれなかったわけですね。
ちなみにゲーム開発では、内容がカットされることで、テーマが先鋭化されてやりたい方向性が明確になり、完成度がアップするということもあります。
また世界観やキャラ作りから入らず、先にゲームシステムを組んだのもポイントです。
開発時に「どうぶつ」たちは4本足で歩行でしたが、「コミュニケーションを取るのに不都合」と考えて2足歩行に変えた点にすごみを感じます。
そして約20年前のゲームなのに、今のSNS時代を予想し、コミュニケーション不足を解消させる要素を入れる先見の明に驚かされます。
◇SNS映えするゲーム画面 新型コロナも“追い風”
「あつまれ どうぶつの森」は、シリーズの中で前評判はかなり高かったと言えます。DS版や3DS版はヒットしましたが、携帯ゲーム機ゆえに画質で劣る面がありました。
しかし今回は単純に画面の美しさが相当パワーアップしています。よく「ゲーム画面の美しさはゲームの面白さとは関係ない」といいますが、同作に関して演出の強化は、
確実にゲームの付加価値を高めました。夕焼けや虫の描き込み、キャラクターのしぐさ、細かい点にニヤリとさせられる人もいるのではないでしょうか。
配信済みのスマートフォン版で獲得した客層も取り込み、「あつまれ」と言わんばかりの流れになっています。そもそもスマートフォン版は、基本利用料無料でアイテム課金のため、ゲームの仕組み的に制約もありました。
専用ゲーム機の方が、やれることも多く、ゲームとしての面白さをいかんなく発揮するのは当然です。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kawamurameikou/20200328-00169984/
3/28(土) 10:30
【【話題】「どうぶつの森」の驚異的人気 20年前から時代先読みの“怪物”ゲーム】の続きを読む