携帯で地図見て運転、酒気帯びも発覚　トラックの男、容疑で逮捕　会社のチェック「すり抜けた」

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　前夜の酒が残った状態で携帯電話を見ながらトラックを運転したとして、兵庫県警尼崎南署は１８日、道交法違反（酒気帯び運転、携帯電話使用等）の疑いで神戸市の会社員の男（７６）を現行犯逮捕した。

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　逮捕容疑は同日午前１１時ごろ、同県尼崎市崇徳院１で、基準値を超えるアルコールを体に保有した状態で、携帯電話の画面を見ながらトラックを運転した疑い。

　同署によると、巡回中の機動パトロール隊員が、携帯電話の画面を注視しながらトラックを運転していた男を発見。停止を求めた際にアルコールのにおいがしたため検査したところ、呼気１リットル当たり０・２ミリグラムのアルコールを検出した。

　同署の調べでは、当時、男は業務中で「道を間違えて携帯で地図を見ていた」と供述。酒は昨晩、自宅で飲んだという。男が勤務する会社では運転前にアルコールチェックをしているが、男は「体の中にアルコールが残っているのが分かっていたので、すり抜けて運転した」と容疑を認めているという。