1: 砂漠のマスカレード ★ 2019/10/11(金) 09:04:54.42 ID:ws/a4Q4r9
京成電鉄が10月26日のダイヤ改正から営業投入する、成田スカイアクセス線の新型車両3100形が10日、メディアに公開された。
京成電鉄としては約16年ぶりとなる新形式車両で、「受け継ぐ伝統と新たな価値の創造」をコンセプトに、新京成電鉄と共同で開発。京成グループの標準車両として位置づけられている。
外観デザインは成田スカイアクセス線の案内カラーであるオレンジ色のラインが特徴で、京成本線との誤乗車防止を図る。また、東京スカイツリーなどの沿線のシンボルや、飛行機のイラストを車体に描いた。
先頭形状はシャープなデザインとなり、空港への速達輸送を担う車両としてのスピード感を表現。急行灯や尾灯も、それに合わせて多角形のスタイリッシュな形状となった。
また、側面の行先表示器は縦19.2センチ、横76.8センチとなり、3000形と比べ2倍に大型化。中国語簡体字や韓国語、駅ナンバリングの表示に対応した。
車内は、外観に合わせてオレンジ色がベースとなった座席シートが目新しい。シートのアクセントには、日本を象徴する桜と、千葉県の県花である菜の花があしらわれた。
車内で最も特徴的なのは、座席に仕掛けられた新たな機能だ。8人掛けシートの中央2席が映画館の椅子のような折りたたみ式になっており、空席時は座面を跳ね上げて荷物スペースとして利用できる。
空港アクセス鉄道として、大型の荷物を持ち込む利用客を想定している。
この機能は車掌がロック・アンロックを切り替えることができる。ロック時は座面が通常の座席の状態で固定され、荷物置き場としての利用はできない。
担当者によると、導入からしばらくは常時アンロックとする予定で、その後は利用状況を見て切り替えの時間帯などを検討するという。
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